フラッシュライト編 ~ 第4回:Streamlight

見識の種~知は力なり~ Ghost in the Dark presents

フラッシュライト編の第4回は、Streamlight(ストリームライト)がテーマです。

創業時から製品に対する一貫した企業理念の下に開発された幅広い製品を展開しており、世界中の官民のプロフェッショナルに製品が愛用される老舗フラッシュライトメーカーです。メーカー紹介と照射パターンから推奨される用法をご紹介しておりますので、ぜひご覧ください!

他業種のプロフェッショナルから信頼されるフラッシュライト

1973年創業のStreamlightは、創業時から「現場主義」を公言しており、顧客の要望を理解するために、顧客が使う自社製品を同じ状況で使う経験から新しい商品が開発されています。

スタッフは、消防士の訓練やローライトコンディションシューティング(低照度射撃)の講習を受講しており、ハンター、漁師、アウトドアやスポーツの愛好家もいます。

Streamlightの製品は、ハンドヘルドライトやウェポンライトのみならずヘッドライト、ランタン、ライトアングルフラッシュライトなどがあり、軍や法執行機関、消防、レスキュー、アウトドアユーザー、登山者や山岳関係者などのプロフェッショナルに採用される製品を供給しています。

高性能製品を開発するために、品質に関する要求事項を規定する国際規格であるISO 9001:2015(品質マネジメントシステム規格)認証取得企業であり、ANSI(米国規格協会)/PLATO(ポータブルライト貿易機構)FL-1規格と呼ばれる懐中電灯製品の統一評価システムに参加しています。

官民を対象とした幅広い製品展開と予算の確保が難しい中、小規模の法執行機関や民間人にも購入しやすい価格なのがメーカーの特徴です。

Streamlightは、いろいろな用途に対して最適に使用できるようフラッシュライトには、トラディションシリーズハイルーメン(HL)シリーズハイパフォーマンス&ハイルーメン(HPL)シリーズの3つの照射パターンがあります。 Streamlightのフラッシュライトのそれぞれのビームパターンの特徴をご説明しましょう。

TRADITIONシリーズの効用

トラディションシリーズは、カンデラとルーメンのバランスの良さと3種類の中で最長の稼働時間を誇り、多目的使用を目的としたライトとして設計されています。

使用用途としては、警察用ライト、日常的な産業用途、車両のメンテナンスや一般作業などが上げられます。日常から緊急時の使用まで幅広く使えるライトです。

TLR-1®/TLR-1®s
TLR-2®/TLR-2®s

ハイルーメン(HL)の効用

ハイルーメンは、並外れた明るさのワイドビームパターンで視界に入るすべての状況を認識可能にします。光のリーチは長くないが、小さいエリア内で多くの光が必要な場合に有効で、周囲の観測および索敵には効果の高いパターンです。

広範囲を照らしてポケットに収まるほど小さいサイズのモデルなので、使用用途としては、暗い現場や路地の捜索、キャンプ場の照明、車両の停止や野外捜索などがあげられます。

ProTac HL®/ProTac HL® 3/ProTac HL® 4
Stinger LED HL®/DS LED HL®
Strion LED HL®

(ウェポンマウントライト)
TLR-1 HL®
TLR-2 HL®

ハイパフォーマンス&ハイルーメン(HPL)の効用

ハイパフォーマンス&ハイルーメンは、銃弾の射程圏内で最適に照らし出すことを目的とし、ルーメン出力も向上させて長距離を照らせます。

使用用途としては、射程圏内射撃、捜索及び救難活動、暗い路地の奥や林道での活動などが挙げられます。メーカー使用推奨として「地上からの電線検査」もあり、民間の各種業務に携わる専門家も活用可能な道具と言えます。

Stinger® HPL/DS® HPL
Strion® HPL

(ウェポンマウントライト)
TLR-1 HPL®

3回にわたりましてプロフェッショナルが愛用するフラッシュライトメーカーSureFire・Modlite Systems・Stremlightについてご紹介しました。

記事をご覧いただきまして、それを参考に高性能なフラッシュライトを手に入れたら、あとは使うだけ・・・と思いがちですが、その性能を維持するためには、メンテナンスが欠かせません。

次回はフラッシュライトのメンテナンスをご紹介します。

次回もぜひご覧ください。

次回連載予定 第5回 バッテリーについて・フラッシュライトのお手入れ方法 ,アクセサリ

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